自分の住む街にもっと出てみませんか
桑貝 安夫


                   中杉通りの欅並木      杉並区役所 提供    

 

 これから数年間は企業戦士だった団塊世代がリタイアして街に戻ってきます。でも会社と家の往復だけで終わっていた人達には、自分の街もそこに住む人も、未知の世界の筈、実はそれは、なにも団塊世代だけのことではありません。 私たち皆に共通することなのです。
 そこで地域のことも良く分かり、なお且つボランティア活動にもなる様な仕事がないかと探している方も多いはずです。そのような方にお奨めするのが地域集会施設運営協議会という 杉並区に七つある地域区民センタ−に設置された組織の委員に応募することです。
 七つの区民センタ−とは、荻窪・阿佐谷・高円寺・西荻・高井戸・永福和泉・井草のことでそれぞれ豊かな街づくりの推進を目指して活動しています。
 運営協議会は地域団体(小中学校PTA、消費者団体、町会、自治会、商店会、女性団体、青少年育成委員会、青少年団体、民生・自動委員等)の地域住民の中から推薦された委員と一般公募者から選出された委員で構成され、区の補助金によって大きな祭りや学級講座等の各種交流事業を実施しています。
 運営委員はボランティアで非常勤ですが、出来るだけ多くの区民が、それぞれの知識・経験を生かして関われる仕組みにするため、 委員の任期は1期2年(原則として2期)と定められています。
 運営協議会は『区民による、区民のための自治組織』です。 区民センタ−は地域の人達の交流の場であり、運営委員はその中で、地域のコミュニティ−形成を目指す大事な役割を担っているのです。
 一般公募は各地域運営協議会により多少違いますが、広報「すぎなみ」または各センタ−発行の広報誌をご覧の上応募して下さい。また違った世界が開けると思います。
 (分からないことが有れば私にご連絡下さい)
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