待ち遠しい球音(そのU)−学生野球を考える− |
六大学野球応援会 増田 弘(32 経) |
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* 六大学野球の人気復興は、この「見て楽しむ型」から「自己プレ−型」に変わっていることを前提に考えなくてはいけないだろう。六大学は伝統が長く、古いだけにどうしても新しいやり方への転換が遅い。 「武士道的な体育会」の伝統を変えていくには、「部内引きこもり型」の野球部員が、一般学生の中にもっと溶け込む事が必要だと思う。そしてよい野球、例えば「シングルキャッチを絶対しない」「全力疾走」とか「慶應らしい野球」をやれば必ずファンは出来てくる。そして、神宮には仲間が集まり応援指導部の指揮の下、母校愛を培う。勿論、連盟としての対策も必要なことは言うまでも無い。理事長の当番校制度も改めて、長期的な責任体制が改革には必要だと思う。 |
* 指導者の体制もプロアマ問題等歴史的な繋がりは否定できないが、監督はOB会の推薦、企業からの出向等はもう時代にそぐわない。戦後50年の歴史を経て、野球部OBの中からも塾内に教授が出てきている。学校がその先生の中から、専任監督を選ぶべきだと思う。そして、よい指導者は時間を掛けて育成するしか無い。 |
* 数年前、アメリカ、ベイエリアの3つの大学の体育設備を中心に見学してきたが、その大きさと設備には驚いた。日本も新しい大学ほど体育設備は良いが慶應の設備は古すぎる。150周年を期に立体的な増強をして欲しいものである。 私のブログをみて下さい。(http://massy-academy.blog.ocn.ne.jp) |
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