いきがい、やりがい、ナイスガイ!
中村 雅美(S38工)
最近 私は、「竹とんぼ作り」に励んでいる。「竹とんぼ作り」と言っても、高く、遠くに、長い時間 飛ばそうという「趣味の世界」ではなく、子ども(主として小学生)に手作り工作の面白さ、日本の伝統遊びを教え、この活動を通して 世代間交流もしよう、という チョット欲張った「どこ竹@竹とんぼ教室」という ボランテイア活動への参加だ。
活動の場は、残念ながら 杉並区での活動は少ないのだけれど、小学校の総合学習の時間、夏休みの工作教室、商店街のお祭やイベントなど結構 幅広い。 

「どこ竹@竹とんぼ」では竹とんぼのほか、シーズンにはミニ門松つくり講座なども実施しています。
どこ竹@竹とんぼ:http://www.place24.ne.jp/dokotake/

日頃 工作をあまりしていない子供達に喜んで貰う為には、簡単に作れて、良く飛ぶことが、必須である。大体、自分の背丈より高く飛ぶと歓声を上げて喜ぶ子供が多い。
この喜んだ子供たちの笑顔と目の輝きが忘れられず、「竹とんぼ教室」に励んでいる。
よく飛ぶ竹とんぼを作るためには、良い竹材が必要だ。近隣の農家に出向き、「3年もの」の竹を伐採させて貰い、乾燥、油抜き、羽根材に加工 と材料造りには、結構「手間、 暇」がかかる。竹とんぼには、「真竹」が良いと言われているが、東京近在には「真竹」は少ない。「たけのこ」として食べられる「孟宗竹」がほとんどだ。
 
竹取(写真は筆者自身) 羽根材加工 油抜き
 「どこ竹@竹とんぼ教室」では、自分の趣味や楽しさの追及を「いきがい」、自分の行動が 他人に感謝され、地域社会に貢献していたら「やりがい」、この二つを両立させている人を「ナイスガイ」と言っている。私も当然「ナイスガイ」を目指して 頑張っているが、興味のある方、一緒に「竹とんぼ作り」を しませんか?

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