分科会活動の楽しさ
横田　常道（S３１経）
私は８年前に夫婦揃って杉並三田会に入会しました。其後は、持ち前の「引っ込み思案」の性格も災いして、婦唱夫随による総会や忘年会の出席に留まっておりました。然も当日は面識の方も少なく、飲食、福引で終わる儀礼的なものでした。
ハイキング・散策の会 １年半ほど前に。運動不足の解消の一助と思い、「気ままに歩こう会」、「ハイキング・散策の会」に入会しました。これに伴い多くの方々と知り合い、且つ行く先も比較的近場で、今迄、訪れたことのない名所旧跡や四季の自然に触れることができて、一人では恐らく味わえなかった体験に満足しております。
気ままに歩こう会（北山花菖蒲） これが契機となり、他の分科会にも暇と好奇心と体力の許す限り参加することになり、スケッチ、コーラス等向上意欲をそそられるものも含めて、気がつくと約半数の会に入会しておりました。最近色々な方からホームページに掲載されている各会の記念写真を見て、「あなたはどれにも必ず写っているよ！」と、冷やかされることが多くなりました。
淡彩スケッチの会（佃島にて） 私の入会の端緒は、過去が未知な大方の人々との新鮮な触れ合いにあります。先輩の方からは、健康や経験からの勇気を貰い、同年代の方からは同一世代の生き様の実感を共有し、後輩の方からはその行動力にひかされます。そして約２０歳もの年の差がある皆さん方との交流の中で感じることは、なんと言っても自由と平等の精神が基調にあることです。これは過ぎし日の仕事社会には中々得がたい良さであります。さらに明るさ、思いやりも加わり、その結果、「楽しさ」に繋がっていると思います。
杉並三田会を長らく支えられてこられた世話人の方を始め、各位のご努力の成果がこの「楽しさ」であると思います。 今後は、世話人、参加者が一体となってこの「楽しさ」をさらに盛り上げたいと思います。入会されていてもあまり交流のない方に申し上げます。先ずは「交友（遊）会」に出席されて「楽しさ」を体感されてみてはいかがでしょうか。