グライダーデイ
矢野 眞一 (S44商)
日吉の高校1年生の正月からグライダーの飛行練習を始めました。 大学でもそのまま航空部で活動し、合計1000回(100時間)飛んでグライダーの免許をとり、教官にもなり卒業しました。商学部だったのですが、航空部卒業といった感じの大学生活でした。社会人になってずっと飛んでいなかったのですが、12年前から飛行を再開しました。最近の12年間で320回(240時間)乗っています。
グライダーデイの1日をご紹介します。
朝6:30起床、群馬県の東の端(群馬県邑楽郡除川)にある日本グライダークラブの板倉滑空場を目指します。首都高速、東北道を使って1時間半位で着きます。9:00に仲間と集合して機体の組み立てを始めます。 収納用トレーラーに主翼を胴体から外した状態で入れてありますのでこれを引き出して30分位で組み立てが終了します。機体をチェックし、気象条件を確認して今日はどんな飛行をするか計画します。条件が良く長時間また遠くへ飛べそうな時はフライトプランを羽田の管制室に入れます。その他準備を行い、11:30位から飛行が始まります。 クラブで所有、運用している軽飛行機で曳航してもらい600mまで上昇して離脱、自分で上昇風を探して高度を上げ、上がった高度に応じて飛行場から離れより強い上昇風を求めながら飛びます。もし条件が良く、次に飛ぶ人がいなければ夕方まで飛んでいます。最近のハイライトは日光の中禅寺湖手前で4000mまで上昇、男体山を見下ろしました。赤城山近くも行きました。さて着陸後は機体の掃除をして分解してトレーラーにしまい、飛行日誌に記録して終わりです。クラブハウスで他の人の飛行を肴にひとしきり話がはずみます。もちろん飛べない日も上がらない日もありますが飛行場にいくと何か気分がすっきりします。体験飛行も出来ますし、見学だけでもご興味のある方はご案内しますのでご連絡ください。大体、月に2回くらいは行っています。

   

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