二宮尊徳博物館の開設
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林 明 (S43 商)
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二宮尊徳の思想に出会い早、40年の歳月が流れました。その集大成として私の 人生の全てと言っても過言でない二宮先生の思想哲学の博物館を開設しました。
そこには、二宮先生の銅像、人形が30体並べて有ります。また掛け軸5本、関係 する本、明治、大正、昭和に跨る50冊が並べて有ります。 |
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ペン立ての二宮像は珍しいものです。また木を背負わずに本を読む姿も大変珍しい。 |
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そこまで二宮思想にどっぷり浸かった私がどのように今生活しているかが皆様に は興味の有るところでしょう。それでは、二宮先生の教えを受けると日常の生活
がどう変わるかをご披露致しましょう。
よく言う、情けは人の為ならずと言う諺が有りますが、正に二宮先生の教えです。
私は40年間不動産の仕事に従事してきました。その為不動産のことは誰よりも 詳しいと思っています。それで今はマンションの賃貸管理業を運営しています。
マンションの理事長は報酬は有りませんが、責任だけは大変重いのですが10件 引き受けています。お陰さまで私のマンションの組合員の方は大変喜んでいます。
そのため管理費の滞納はなく、修繕費も潤沢にあり20年経過しても新品同然と 財産価値が他より高く、販売価格も上昇ぎみです。従って私の財産価値も上がる
わけです。人の為に無報酬でやっていたことが自分に知らず知らずのうちに跳ね返っていたわけです。しかしその期間は、15年の歳月が過ぎ去っていました。
次に、日々の生活についてお話します。私は二宮先生の教えの通り収入の50% は貯蓄しています。その為に全ての支出を克明に記録し予算通りに行動している
かをチェックしています。また二宮先生の教えに計画は長期に亘るべしとの事なので 常に20年先の計画を立てています。私のコンピューターには90歳の自分の未来が
克明に描かれています。従って今の自分は20年前の長期計画に基ずいた結果 です。そんな事が本当にあるのかと皆様は目を白黒することと思います。現実に
私は実践しています。いまも長期計画に基ずき毎日過ごしています。
その方法の一端をご披露します。一日に使用できる費用は、年間経費の365分 の1です。それ以上は使わないと心に決めることです。二宮先生は人も国も同じこと
で、税収の50%を振り分けてそれ以上の支出はしないと決めることとしています。
江戸時代の末期に生きた二宮先生は財政破綻した600の藩、町、 村を立て直した人です。現在でいえば、財政再建のエキスパートです。従って人一人の財政再建
をすることは二宮先生にとっていとも簡単と言えると思います。
締めくくりに、二宮先生の根幹をなす言葉を書いてひとまず終わりにします。
又の機会を楽しみにしています。
至誠 勤労 分度 推譲
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