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杉並の風
      
「夢追い人通信」
 
                                                井上 清彦 (S41年 経)
 
 「年老いているということは、もし人が創(はじ)めるということの真の意味を忘れていなければ、素晴らしいことである」。この言葉は、大学時代に著書で出会ったオーストリア出身のユダヤ系宗教哲学者であるマルティン・ブーバーの言葉です。
 昨年4月から『夢追い人通信』なる写真日記を作り始め、メールで知り合いの方々にお送りしています。何か自分というものを表現したい、発信したいと思っていたところ、高校の友人が発行している『アライグマ通信』と出会い、彼の励ましと助言を得ながら始めました。それから第16号「再びのスイス周遊10日間旅日記」まで継続することができました。自分の近況を相手に伝えるとともに、頂いた返メールで相手の近況を知り、お互いの交流を深めることを目指しています。作成に時間がかかりますが、何処かが相手の心に触れ、その感想をメールで返信してくださると、とても嬉しい気持ちになります。  
   マッターフォルンとリッフェル湖とワタスゲ
   
 生まれも育ちも杉並っ子の私は、知らない土地のことに関心があり、子供の時から地図を見るのが大好きです。それを「旅」という形で実現することは楽しいことです。
 2009年に仕事をやめてから、国内だけでなく海外ツアーにも参加しています。
『夢追い人通信』では、海外はトルコ、ポルトガル、スイスを、国内は宇治・高野山・吉野山、羽黒山・鳴子峡、奈良、下関・萩・津和野を取り上げてきました。杉並三田会の「気ままに歩こう会」、「ハイキング散策の会」なども欠かせぬ内容です。こうした記録を残すことで、行く前と、行った時と、行った後の3回分楽しめます。
 
 
 夕暮れのベルナーオーバーランド三山 (右からユングフラウ・メンヒ・アイガー)
 
                 
        鳴 子 峡                 ベニハナイチヤクソウ 
 
 
 
 

    料理教室2014年12月メニュー 
  もうひとつ始めたことは、地元の「おとこの台所教室」に参加したことです。月に一回ゆうゆう桃井館で開催され、7年目をむかえました。これまで包丁も握ったことがなかった私ですが、この教室に参加したことで、杉並三田会に続く地域デビューと台所デビューを果たすことができました。
  家では、朝昼は用意された材料を自分で調理すること、夕食は味噌汁と皿洗いの担当です。今後の課題は、家庭での調理の幅を拡げることです。
 「継続は力なり」は若い頃から好きな言葉ですが、老いを感じ始めた頃から「新しいことに挑戦する限り、人は老いない」という言葉を加えることにしました。
  
 写真は「夢追い人通信」に掲載されたものです。
 




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