それまで寺社巡りや御朱印に興味があったわけではなかったが、墨字の黒と押し印の朱色のコントラストが素晴らしく、一筆ひとふで心をこめて書いて頂く御朱印というものにいたく感動した。以後札所巡りや御朱印集めにはまることになるのである。 |
当日は、車で松本市に向かいもうひとつの国宝である松本城を訪れた。松本城は別名烏城ともいわれる漆黒の天守が際立つ名城である。私の祖先が松本の在住であったこともあり、子供のころから何度も登城したことがあり、大好きな城のひとつである。
2013年は、伊勢神宮の20年ごとの式年遷宮、出雲大社(写真3)の60年ぶりの大遷宮に当たることから、もともと旅行好きの心が疼き、訪れないではいられない気持ちになったのであった。 |
写 真 3 |
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先ほど述べたように御朱印集めも高じていたので、こちらでも御朱印(写真4)を頂いた。もともと御朱印とは、寺院で写経し納経の証として頂くようになったのが始まりとされているが、今では参拝の証という意味に近く、神社でも同様に頂ける状況にある。
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写 真 4 |
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2014年には、秩父三十四観音霊場札所巡りを行い、各所で観音菩薩をお参りし、御朱印を頂くということもあった。
特に強い信仰心をもっているというわけではないが、寺社の参拝を続けることで、多少は人間ができてくるのではないかと思っている。今後も城巡り・寺社巡りを含め各地をゆっくり歩いてみたいと思っている。 |