皆さま、明けましておめでとうございます。
新型コロナウイルスとのお付き合いが未だ続いていますが皆さま如何お過ごしでしょうか。
今年の干支は壬寅(みずのえとら)、「冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれることを表している」と言われています。
今年の干支を参照しながら新しい年の初めを迎え、気分を一新するところですが、環境は相変わらず厳しそうです。
昨秋には突如改善の兆しが見られた新型コロナ感染症でしたが、変異株の出現などで再び世界中が大混乱の渦に巻込まれています。
幸い、我々には昨年の大波を過ごした経験があります。ブースター接種も開始されるようです。これまで守ってきた基本の感染症対策(*1)を守りながら新しい生活様式を築いていきましょう。
*1 新型コロナ感染症対策
https://corona.go.jp/proposal/
昨年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。
コロナウイルス感染のパンデミック下での開催でしたから大会選手達などの感染防止や国民の感染拡大を抑止のためにバブル方式の実施や無観客開催の試みなどが行われ、その効果解析の結果はその後の各種対策に活かされていると期待している所です。
東京オリンピック・パラリンピックでは塾関係の選手関係者の活躍だけでなく、色々な場面での塾の貢献もありました。詳細は省きますが、一部の事例を以下に紹介しますので興味のある方はご覧になってください。
1)ホストタウン功労者として「KEIO 2020 Project」が感謝状を受領
https://www.keio.ac.jp/ja/news/2021/12/1/27-91177/
2)SFCにおけるパラリンピック支援研究開発
https://gakkai.sfc.keio.ac.jp/journal/.assets/SFCJ20-1-04.pdf
3)「道具」の進化がパラを変えた すでに始まっているサイボーグ・スポーツの未来形
http://www.kanpara.com/para/16054/
杉並三田会の活動も会員全員を対象とする懇親会や各種講演会などは残念ながら開催出来ませんでした。今後も会員の年齢構成も考慮し、感染防止をはかること第一、安全第一に考える基本は踏襲していきます。昨年末の新規変異株の動向などを見極めながら安全サイドの対応になりますので皆さまには変わらずのご協力をお願いします。
各分科会はそれぞれ活動環境が異なりますから、世話人の方々も会員の安全、感染防止には非常に苦慮されて判断・運営されていることと思います。幸い、これまでクラスター発生も起こさずに過ごすことが出来ました。
世話人の方々、会員の皆さまの努力のお陰です。有り難うございます。
分科会などに何らかの理由で参加出来ない方も大勢居られると思います。
三ヶ月ごとに会員のお手元に届く会報やこの記事をご覧になっているホームページはそれぞれ担当の方々が奮闘された結果です。皆さまからのご意見や投稿で成り立っていますので参画のご協力をお願いします。
更に事務局では皆さまとの生の声の交換会を不定期に実施しています。対面の代わりにリモートでの会議を開催した経験を活かして企画しています。皆さんで雑談するだけでもフレイル予防(*2)の第一歩になります。雑談会ですので事務局に気軽に声をかけてください。
*2 フレイル予防(東京都医師会)
https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/frailty
コロナ禍の中で「新しい生活様式」の構築が求められてきました。具現化には過去の形の復元ではなく、新しい環境に合ったスタイル構築が大事と思います。今年創立30年目を迎える杉並三田会もこの機会に運営情報のデジタル化を一層推進したいと思います。先人の活動の記録を会員の皆さまがいつでも参照でき、利用できることを目指します。リモート会議、クラウドの活用など環境の許す範囲で皆さまの知恵をお借りしながら事務局の皆さんと共に目標に向かって進んでいきます。
コロナ禍だけで無く色々と予測が困難な事も起こるかもしれません。不確定の時代を生きる姿勢の参考に次の句を紹介したいと思います。
今年から 丸儲けぞよ 娑婆遊び 一茶
前向きに考え、皆さまとともに新しい形を作る事を祈念して、挨拶とさせていただきます。
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