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杉並の風
 
 私とワイン
景平悳雄 (S37工)
 
  初めてワインを美味しいと思ったのは今から約40数年前の1979年、ドイツのワイン銘醸地ラインガウに出張した時だった。特級ワインのアウスレーゼだった。帰途にドイツワイン40数種の未使用ラベルをプレゼントされ、本を頼りに産地別に分類して思い出のファイルを作った。その後はワインを飲む機会は少なく、ファイルは本棚で眠ったままになった。 
ドイツ、ラインガウ(右が筆者)  
それから約20年、定年が近づいた1997年、「浅田勝美と巡るフランス銘醸ワイナリーの旅」の広告に出会った。フランスは世界一のワイン大国だ。思いきって参加した。浅田勝美が日本ソムリエ協会名誉会長ということも決めてになった。
シャンパーニュのポムリ、ブルゴーニュではジュヴレ・シャンベルタンのロシニョール・トラぺ、ヴォ―ヌ・ロマネのロマネ・コンティの畑とアルベール・ビショー、ムルソーのミシュロを巡り、ボルドーではポムロールのぺトリュス、サンテミリオンのヴィルモーリース、ポヤックのラフィット・ロートシルト、ソーテルヌのディケムを巡った。ワイナリーでの試飲、昼食・夕食には浅田勝美選定のワインと、ワイン漬けの11日間だったが、ワインを知らない私には楽しい雰囲気だけが記憶に残った。  
     
シャンパーニュのポムリ   ロマネ・コンティの畑
     
ポムロールのぺトリュス(左が筆者) ポイヤックのラフィット・
           ロートシルト
 
翌年1998年、「浅田勝美と巡るイタリア銘醸カンティーナの旅」の案内が届いた。フランスに次ぐワイン大国のイタリアも知りたいと思い参加した。バローロのベルサーノ、バルバレスコのフォンタナフレッダ、ソアべのベルターニ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのビオンディ・サンティ、キャンティのアンティノリ、シチリアのペレグリーノを巡った。今回もワイナリーでの試飲、昼食・夕食には浅田勝美選定のワインというワイン漬けの11日間だったがフランスの経験があったのでワインの味が少し解かる気がした。フランスであった友人にも再会し一層楽しい旅になった。 
 バルバレスコのフォンタナフレッダ
    キャンティのアンティノリ
 翌1999年に定年退職してすぐに杉並三田会に加入した。初めて交遊会に参加した時に、「家ではワインしか飲まない」と自己紹介したら先輩から「ワインの会をつくれ!」と背中を押されて2001年に分科会 「ワインの会」を作った。素人が始めた会だったが会員の協力とワインに造詣深い先輩の助けのお陰で今日まで続けることができた。
フランスに行ってから25年、ワインのストックは約100本、書籍約300冊、ラベルは約3,000枚、写真帳約20冊が私の宝物になった。
 40年前と違って世界中のワインが買える時代になり、飲む量はめっきり減ったけれどこれからもワインを楽しみたいと思う。 



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