昨年末の杉並三田会忘年懇親会の出来事です。
会の冒頭、前に整列されて居る人達は役員の紹介かと思いきや、コーラスが始まりました。ハモリが決まっているのであれと思いましたらそのはず、コーラス部ヴィエントの部員の方々でした。
そのあと会場で部員の方とお話をする機会が有り、入部のお誘いを受け12月より入りました。合唱の経験は今迄全く有りません。

新しい集まりに参加しますと、先ず待ち受けて居ますのは自己紹介です。私は元々人の名前を覚えるのが苦手なのですが歳を取りますとそれに拍車が掛かります。そう言った方も多いのではないでしょうか。そこで受験勉強の時に良くやった記憶術、何かと結びつけると思い出し易くなります。
私は自己紹介でこう始めることが有ります。
「大都市なのに街中を流れる川に鮎が生息している所が有ります。扨、何処の都市でしょうか。そうです、仙台市です。その川の名前は。広瀬川です。私の名前は同じ広瀬と申します。」
そのあと追っかけで、さとう宗幸歌唱の青葉城恋歌の出だし、広瀬川流れる岸辺~思い出は帰らぬ~、と続けますとちょっとやり過ぎでしょうか。
大分前の自己紹介ですが、日露戦争の旅順港封鎖作戦で部下を探しに沈みゆく福井丸に戻った艦長広瀬中佐が戦死し、初の軍神となりました。広瀬の名前では有名でしたのでそれに肖り、孫です、本当でしょうか、などと言った時期も有りました。尚、私の祖父は職業軍人で日露戦争に係った背景が有ることも多少影響していましたが。
現在では広瀬中佐や歌手のさとう宗幸も大部分の人がご存じないでしょうから、新しいフレーズを考えねばなりませんね。 扨、あなたの場合は如何でしょうか。
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