杉並三田会ホームページ
杉並の風Ⅱ

多趣味
大野 一男(S43経)
私の趣味は多い。
どこまでを趣味というかは、各人まちまちだと思うが、自分では、「好きで続けることが苦にならないもの」と考えている。
学生時代からパレットクラブで絵をかいていたから、これは趣味といえる。
また陶芸も40年のブランクがあったが、5年ほど前から再挑戦をしている。

59歳になってから、昔好きだったHAWAIIANを習いにいき始めた。
ウクレレを抱えて、フラソングを口ずさんでいる。
2000年にカントリーミュージック三田会が出来、事務局長として、4つあるバンドのライブを聞きにいくことも趣味といえる。

この他に、30代からずっと続けていることに沖釣がある。
自慢できる釣果はないが、食べておいしい魚を好んで釣りに出かける。この釣りと並行して、魚の調理が好きになっていった。もともと料理は好きで、台所に立つのは苦にならない。杉並三田会では、沖釣りの会に入っているが、他に2つほど釣りの会に入っている為、バッティングしてしまって、なかなか思うようにはいかないものである。


11月の沖釣の会では、イナダを17尾持ち帰り、全部さばいてご近所5件に配達(もらっていただいた)。その後、別の会でアジ釣りに行き、これも44尾のうち、小さいものは南蛮漬け、その他は3枚に下ろし、血合い骨を抜き、皮を引き、刺身用、タタキ用、アジフライ用にして、おいしくいただいた。また、盛りつけは自分で作った陶器の皿を使っている。ただ、残念なのは、釣れる種類が限られている為、前もって刺身など他の魚種を買い求めておかないと、船盛りの豪華さが出ないことである。刺身につきもののツマはなかなかうまく出来ない。しょうが、わさび、大葉などの買い物も自分で行く。近所のオリンピックでは、何がどこにあるか全部知っている。買い物も趣味かもしれない。
すしを握ることもあるが、釣った鯵の寿司と買った種の寿司を握って、鯵寿司が先になくなった時、やっぱりと喜びひとしおである。たまに女房が鯵の干物を食卓に出すが、また行ってきてネのサインと受け止めている。


幸か不幸か私にはリタイアがないので、あと10年忙しい趣味に明け暮れる人生を送れればと思っている。



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