杉並三田会ホームページ
杉並の風
      
新年の挨拶
 

岡田 昌之(S35年 経)
   新年明けまして
           おめでとうございます。

昨年は杉並三田会の20周年記念を盛大に催すことができました。これは、ひとえに歴代の代表の方々、世話人の方々、ならびに会員の皆様方の不断のご努力の賜物であり、深く感謝を申し上げます。  
 昨年の特筆すべき活動は、「地域貢献グループ」が中心となり、南三陸支援ツアーが企画され、会員が被災地を訪問した事です。
参加された方々は各々の思いをもって真剣に実情を把握され、慶応の森のある地の塾関係者、また、南三陸の住民の方々との絆の大切さを改めて深く実感されました。
このような企画を一回限りとせず、何らかの形で今年も継続すべく努力を、会員の皆様にはお願いしたいと思います。
 ひるがえって、当会の状況は、会員数も730名に及び、連合三田会でもその規模は第6位を占めるに至りました。会員が増えれば、分科会活動をはじめ、会の活動はますます楽しくなり、活発になります。当会の目標として、会員数を杉並在住塾員約8000名強の一割の800名とする事をあげていますが、「入会促進グループ」の積極的な募集活動やホームページの強化等が成果をあげつつあると感じています。
 私の座右の書<学問のすすめ>の冒頭に(天は人の上に人を造らず)とありますが、その後段に、(自由自在、互いに人の妨げをなさずしてそれぞれ安楽にこの世を渡らしめたもう。)ことが天の趣意であるとの言葉があります。これこそ他校にはない「塾」の「三田会」の根本精神でないかと愚考します。
 この表現に準拠するところが、我が杉並三田会の分科会の諸活動に在ります。幸い、分科会の数は現状22で、これが当会魅力の源泉であり、まさにインフラであります。しかしながら、他の「三田会」にあり当会に無い分野もまだまだあります。(例、写真、落語鑑賞、俳句川柳、そば打ち、福沢研究等)。
 今年もこのインフラを充実すべく、「分科会支援グループ」や会員各位の知恵と行動をお願いしたいと思います。願わくば、各会員が情熱をもって運営していく結果を当会のゆるぎない人生のインフラとして、会員共通の財産としていきたいと思います。
 この財産を継続的に進化させるべく、10年先を見据えて昨年は「N10プロジェクト」を発足させました。また、会の活動の未来を担う平成卒の会員も年々増えており、当会の活動にも積極的に参画してもらっていることでも、会の基盤は確実に拡がってきていると感じています。
新しい年を迎え、会員皆さまのご協力を賜り、今年を次の10年に向け、「杉並三田会」のさらなる前進の年としたいと念ずるものです。




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