昨年を振り返りますと、会運営の透明性確保の為のHR委員会の発足、運営委員会機能の迅速性を図る等、今後の活動の発展と充実の為の規約改正を行いました。一昨年に引き続き、南三陸支援ツアーを10月末に実施。「慶應の森」を散策し、「南三陸」の復興状況や現地での塾生達の活動状況を見てまいりました。これも会員の皆様のご協力で実施できました。皆様に感謝申し上げます。
杉並三田会運営の柱であります「分科会活動」では、分科会世話人皆様の熱い活動が脈々と引き継がれております。従前からの課題である新しい分科会の芽も、着々と出来つつあります。現在、「料理の会」「映画の会」「落語の会」(いずれも仮称)が準備活動を進め、それぞれ「運営・組織コンセプト作り」に入りました。新たに分科会が誕生しますと、「新しい風」が興り、ここに新しい交流の輪が生まれ、会員一人ひとりの「世代を超えて、豊かな趣味、充実した生活」が一歩一歩進むと期待しております。
今年は60年に一度の「甲午(きのえうま)」の年です。陽明学の大家安岡正篤氏によると、甲は「草木の芽が殻を破って頭を出した象形文字」であり、「旧体制が破れて革新が始まる」という意味だそうです。午は天井を打ったあとの意味。あとは下がるしかありません。安岡正篤は「反対勢力の高まりを示す」と書いています。一昨年までの閉塞感に覆われた経済・社会が「アベノミクス」で随分雰囲気がよくなりました。今年の午はかなりエネルギーがあるようにも思います。このエネルギーをもとに、杉並三田会の充実・発展を期したいと思っております。引き続き、会員皆様のご協力とご支援をお願いいたします。最後になりましたが皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。
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