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カンボジアの子供達
 冨谷 直輝 (H14 経)
 
皆様、こんにちは。杉並三田会に入って2年目の、平成14年経済学部卒業の冨谷直輝(ふかやなおき)と申します。現在はHP委員会で、月に一度阿佐ヶ谷での委員会に参加させて頂いています。 
私は海外に行くのが好きなのですが、今日は今まで行った中で特に印象に残っているカンボジアのご紹介を致します。危険なイメージがある人もいるかもしれませんが、有名なアンコール・ワットが
あるシェムリアップは観光地化しており、観光客や観光バスの行き交う至って安全な町になっています。アンコール・ワットは色々なメディアで紹介されているからここでは割愛しましょう。
 
 
  私の心に残ったのはカンボジアで働く子供達。子供達が働く・・・貧困な国ではよくある事ですが、この国では数十年前の大虐殺で大人の絶対数が少なく、それに拍車をかけています。食事屋の店員、土産売り、押し売りガイド(!)など・・・ただ感嘆したのは、その子供達の語学力。かなり英語、日本語が上手いのです。上手くならなければ生きていけず、かつ毎日ネイティブの観光客と接しているからでしょう。今の日本では英語を義務教育として6年も学ぶにも関わらず、話すことが苦手な人が大変多くいます。きっとそれは恐らく英語を話さなくても、日本という国は世界にある程度認められている存在であり、ある意味、それは幸せなことかもしれませんが、またある意味、日本という国が閉塞的となって、今後、世界の中でプレゼンスを発揮する際の障害にならないかとも考えてしまいます。 
働いているとはいっても、シェムリアップは観光産業で潤っているおかげか、それほどの悲壮感はなく、むしろ純粋で素敵な笑顔を持っている子ばかりでした。カメラを向けると無邪気にピースサインをしてきて、こちらも思わず笑顔に・・・もし行く機会がありましたら、名所旧跡訪問だけでなく、ぜひ彼らとの触れ合いも楽しんでください。
もっともおねだりや、物の売り付けもよくありますが(笑)。
 
   

 また、カンボジアに興味を持って頂いたら併せてお勧めしたい本があります。「地雷を踏んだらサヨウナラ」(講談社文庫) という本です。今では年間200万人もの観光客が訪れる上述のアンコール・ワット。しかしかつては内戦の激戦地で、周囲は地雷の山と、とても見る事かなわぬ幻の遺跡でした。そんな時代にアンコール・ワットの撮影に命を懸けた、戦場カメラマン一ノ瀬泰造の熱い人生の記録本がこれです。結果、彼は26歳でカンボジアの土となってしまうのですが、彼にとってそれは命を懸けるに値する夢であり、そんな夢に全力で挑戦できた事はある意味幸せだったような気がしま
す。自分にとって、命を懸けたい夢はあるだろうか・・・?そう考えさせてくれる一方、中身としては悲壮感とか説教臭さはなく、面白おかしく読める一冊です。

 
   
 




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