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クアラルンプール ロング・ステイ
岩田 雅之 (S44商) 
 
リタイア後の生活なんてまるで見当がつかなかった20年ほど昔、ロングステイという言葉には魅力的な響きがありました。海外に生活拠点を求め、知らない土地で旅行でもない、移住でもない暮らしを楽しむというアクティヴィティ。
いろいろ研究して絞り込んで残ったのが クアラルンプール(KL)でした。
 
   風土や国民性を肌で感じ、においや文化度を知りたいと思い、2週間から1カ月ほどの滞在を6回経験しました。まあまあ気に入ったな、こういう所が良いなと感じたところを紹介しますと、、、
 city中心部の「パビリオン」という名の
大型ショッピングモールでの春節の飾りつけ

 
   
親日国家

 一番は国民性でしょうか。何しろ親日です。大の親日!日本大好き。
マハティール元首相の『LOOK EAST政策』が大きく影響しているかもしれません。
『我々は日本をリスペクトしている、日本を見習いたい』という人(タクシー運転手だったり、ホテルの部屋清掃のおじさんだったり、あるいはレストランで働く若い娘さんだったり)によく遭遇するのです。
 
        ホテルから見る夜の
          ペトロナス・ツイン・タワー
   
  活気でてきた社会

 そもそもマレー人はあまり働かないというのが定説でした。ところが最近は変化の兆しが。2020年までに先進国の仲間入りをするんだという「ワワサン(vision )」政策。農作物や鉱産物の輸出依存から脱却し様々な経済政策を推し進めている姿は昭和20年代30年代の日本を彷彿とさせる物があり好感が持てます。最近、街で見る若者たちにやる気が出てきているように感じるのです。
 市内中心部  
   
文化度と自然

 次には生活に係る文化度です。私どもは都会が大好き。KLへ行った時には、街のど真ん中にstayします。そこにいると新宿とまるで変わりません。食材・衣類等に困ることはなく、日本風にとどまらず同時に外国気分を味わうものが手に入ります。レストラン、公園、植物園、音楽会も。そして大好きなバーゲンセール。これらを文化度という言葉でくくるのは如何かとも思いますが、日常生活の基盤みたいなもの(大げさですかね)、空気・水のようなものが満足できるレベルで揃っているのです。
そのうえで、自然たっぷりの世界へ行くのも手軽。私どものお気に入りゴルフ場はタクシーで10分、プレーフィーも驚くお安さです。

夢は広がる

 頭に描いているロングステイは年に3~4か月をKLで過ごしたいというもの。夫婦でマレーシアのリタイアメントビザも取得して、準備は万端!でもねえ、なかなか思い通りにゆかないものです。野暮用が多いのですかね?私どものロングステイライフはこれからです!!!

 




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