杉並三田会ホームページ
杉並の風
      
楽しい”輪”を広げ、”絆”を深めよう
 
 代表世話人 深堀博義 (S40年 商)
 
 平成27年、新年のお祝いを申し上げます。会員の皆様お元気に新しい年を迎えられたことと存じます。
    昨年は東北大震災の復興・福島原発の処理いずれもはかばかしくない中、広島の土石流被害・御嶽山の噴火と多くの災害に見舞われ、重苦しい年でした。一方で明るいこともありました。生活に身近な青色LED素子でノーベル賞受賞者3名、”うまみ”を生かした和食文化が見直されました。またテニスで錦織選手の活躍、6年後には東京オリンピックの開催、先日打ち上げられた”はやぶさ2”と未来にむかって”夢”が膨らむこともありました。
  日本の自然環境は実に厳しいところにあります。太平洋プレートと大陸プレートがぶつかる場所、また大陸の冷気と太平洋の熱気が交差するところです。だからこそ災害に対して耐えて生き、自然に抗うことなく、寄り添って生きるすべ術(すべ)を持つ、世界が驚嘆する民族性を持つにいたったといえるのでしょう。
今年の干支は「乙未(きのとひつじ)」です。「未は羊(ひつじ)を意味し、羊は群れを成し行動する為、家族の安泰・平和をもたらす縁起のよい動物」とされています。
  杉並三田会では着実に会員が増え現在764名となりました。忘年懇親会では200名に近い会員・ご家族の方が参加され、着実に”輪”が広がっております。
 杉並三田会の柱である分科会も活発でした。「コーラスグループ・ヴィエント」の演奏会には400名の方が集まり、日頃の練習成果を聞かせていただきました。「歩こう会」は100回記念で“銀ぶら”と活発に展開され、これらは日頃の会員同士の絆があってこそと確信するしだいです。
 昨年4月より4分科会が立ち上がりました。それぞれの世話人・発起人方のご尽力で着実に活動を広げております。
 会員の平均年齢は70歳を超えております、私達の世代は「戦後の貧しい時代から、右肩上がりの高度成長、バルブ崩壊、失われた20年」と多くの苦労、成功、挫折を体験しました。この経験を若い方々と交流する中で、語り伝えることも大切なことと思っております。
 杉並三田会は、今年の干支である”羊”にあやかり、ますます充実し 安泰・平和に推移することを祈ります。末尾ながら会員皆様のご健勝とご多幸をお祈りします。
 
     




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