100回を迎えた「気ままに歩こう会」
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鈴木裕 (S40年 経)
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1月8日。「気ままに歩こう会」は例会100回目を記念して、ウォーキングと祝宴を組み合わせた4部構成の祝賀行事を行いました。(詳細は「分科会便り」の欄ご参照) |
祝賀会では最多参加回数(89回)を誇るKHさんからユーモアたっぷりの賞状をいただき、KMさん初め多くの方から、それぞれ暖かい祝辞を賜って、身に余る光栄に浴しましたが、会場全体もHさんの名司会もあって、和気藹々として盛り上がり、「慶應讃歌」の斉唱にまで行き着いて、約2時間の祝宴は喜びの余韻を残しながらお開きとなりました。 |
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100回累計の参加人数は2,990名。全く無事故のまま歩行距離は、新幹線の東京=姫路間(644.3km)・東京=八戸間(631.9km)に相当する636.5kmに達しました。各人の「累積歩行距離」X「単位当たり消費カロリー]=「累積消費エネルギー」、の総和が100回分の「歩こう会」で参加者全員が使用したエネルギーの量になる訳ですが、これに「コミュニケーションの濃度」を加えてみると、気脈の通じた会員が集う「歩こう会」では、膨大な数値になることは間違いありません。そして、このエネルギーの巨大な蓄積が記念祝賀会で、あたかも連ドラの出演俳優やスタッフが、長期ロケを打ち上げ達成感を共有し、一体となって喜び合うのと似た情景と熱気を醸し出す源であると確信しました。真に“ご同慶の至り”であり、これまでの会員の皆様のご協力に改めて感謝申し上げる次第です。 |
2004年10月の世話人会での新設承認を得て、12月16日に実施した第1回目は「石神井公園紅葉狩りウォーク」。参加人数は15名で、まあまあのスタートかと思われましたが、その後は10名前後で推移し伸び悩んだため、「花と緑の会」や「美術鑑賞会」に共催を呼びかけたり、種々PRにも努めた結果、参加数は20名を超えることも多くなりました。 |
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正月の「七福神巡り」は2007年の「隅田川七福神巡り」が最初で、参加人数は22名。その後、毎年恒例化して、例会参加者数の底上げ要因の一つとなりましたが、特筆すべきは、2009年2月の運営委員会で方向が決まった、共立薬科大学(以下「共薬」)卒業生の杉並三田会への加入と云えましょう。同年2月26日実施の港区内の史跡を巡るウォーキング会では、コース上に薬学部芝共立キャンパスの薬草園見学と学食での昼食を組み入れたこともあり(7~8名の共薬OGがゲスト参加されたと記憶しております)、これを機に「歩こう会」への入会者が増え(現在14名)、また、例会の参加人数も増えて行き30名を超えるのが常態化しました。 |
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「歩こう会」には、森羅万象・神社仏閣・東西南北・生理衛生、多方面に明るい方々が揃っており、たいていの相談事は歩きながら解決策が見つかるのがメリットの一つと云われますが、薬学・医学の経験・知識が豊富であり、温和で心優しい共薬OGの皆さんの加入で、益々それが強化されました。
また、歩行中「イザ」と云う場合には、きっと彼女達に強力な助っ人になっていただけるのは、世話人として誠に心強い限りであります。 |
2014年12月末の登録会員数は136名。(女性43名。家族会員5名。)100回を一区切りとしてマンネリに陥らず、これからも新たな発見で皆様の五官を満足させられるような“小さな旅”のコース作りに努めたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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<写真説明>
①100回記念祝賀会
○AKさん(中央)の乾杯のご発生で祝宴開始。
左は司会のHさん。
右は賞状と記念品を頂いた筆者。
○B和気藹々と盛り上がった祝賀会場
(赤坂維新號銀座新館) |
②第1回・
「石神井公園紅葉狩りウォーク」 (2004.12.16)
石神井公園にて。参加者15名。
前列右端が89回参加のKさん |
③第6回・「森林公園コリウス鑑賞ウォーク」
(2005.9.27)
(花と緑の会と共催)。森林公園にて。参加者16名。 |
④第39回・「旧芝離宮恩賜庭園・
芝公園の観梅と港区内史跡巡り」 (2009.2.26) 慶大薬学部芝共立キャンパス正門前にて。参加者39名。 |
➄第47回・「玉堂美術館・ 櫛かんざし美術館見学と御岳遊歩道ウォーク」 (2009.10.29)
御岳渓谷・御岳小橋にて。参加者41名。 |
⑥第74回・ 「慶大湘南藤沢キャンパス見学 ウォーク」
(2012.4.12)
藤沢キャンパス内、福沢諭吉像まえにて。
参加者45名。 |
⑦第92回・「初詣・雑司ヶ谷七福神巡り」
(2014.1.7)
護国寺・不老門前にて。参加者は過去最高の75名。 |
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